プロジェクトの概要

株式会社ネクスト様が運営する「タイヤ保管サービス」紹介サービスサイトのWebマーケティングの基本設計から構築、ネット広告の運営までを担当させていただきました!

低予算で素早く、そして最大の効果を出すことを目的にサイト制作がスタートしました。
ご提供されるサービスは「冬タイヤなどに履き替えた後のタイヤを保管する」というサービスで、当然タイヤを履き替える時期は、雪が降る前と、暖かくなる頃という、新規CVを獲得する期間がある程度限定されたサービスとなります。

 

ネクストのタイヤ保管サービス

 

プロジェクトの目標と計画

広告物はインターネット以外利用しないという方針であったため、インターネット利用者に、短期間の間にどれだけサービスを認知してもらえるか?が重要なポイントでした。そのため、最初からネット広告を積極的に利用していく方向でご提案させていただきました。
制作だけじゃなく、CVをどれだけ獲得できるのか?を計画しながら「コンテンツの制作」と「集客計画」を同時に行っていくあたりが、もしかすると他の制作会社さんとの違いかもしれません。

コンテツの制作時、計画時にはまず初めに「目標」の確認から初めます。この目標は売上であり、月間のCV数であったり、サイトへのアクセス数であったりと幾つかのKPIを設定していきます。
こうしたKPI設定は、サイト公開後のPDCAを回していく上でとても大切な作業となります。なぜなら、目標となる指標が決まっていないと、何が良くて何が悪いのか?が判断できなくなるからです。
売上目標を最初に確認させていただくのは、ホームページやWebサイトをコストで終わらせないためですね。当然、制作費用というものが発生するわけですが、営業ツールとしては当然売上目標設定が必要となるわけです。
(ただコミットはできないです・・すいません。売上の保障までは難しいです。)

 

コンセプトダイヤグラムでサービスの展開を計画

売上目標を始めとする各種KPIが決まった後「コンセプトダイヤグラム(説明コンテンツは後ほどブログでまとめます)」という手法を用いて、お客様になりえるターゲットユーザーが問題にぶつかってから、事業者様のサービスを利用して問題解決していくまでの流れを図式化していき、事業者様と共に必要となるコンテンツと集客の方法を決めていきます。
こうすることで、ターゲットユーザーがどこで悩み、どうやったら満足していけるかを想像していくことができます。つまり、PDCAでいうところの仮説づくりができるということです。

 

インターネット広告も含めた集客計画

集客の計画は、必要とするCV数やアクセス数からシミュレーションをしていきます。
一番理想なのは、検索サイトやSNSから必要とする全てのアクセスを稼げればいいのですが、公開してすぐの場合は、なかなか思うようにアクセスを増やすことができないので現実です。
そこで、インターネット広告の利用もご提案しています。

 

インターネットの広告を利用する際は「とりあえ10万円の予算で・・」みたいなざっくりした計画で進めるのではなく、売上の目標から逆算して必要なCV数、必要なセッション数を求め、最終的には利益と広告も含めたコストからROI(Return On Investment ※投資対効果)も算出をした上で計画的に広告を掲載しています。
こうすることで「最大CPC(Cost Per Click)」を求めることができます。
どうやったらROIを高めることができるのか?
どうやったらCV数を最大化することが出来るか?を気にしながらサイト制作と集客計画を練っていくわけです。

 

オンライン・オフラインのデータ計測から仮説と施策実施を繰り返し目標に近づく

僕はインターネット広告を利用する上で最初に「最大CPC」と「CVR」をKPIとして追いかけるようにすることが多いです。KPIはあまり多すぎると追いかけることが難しくなってしまうので、定期的に確認する数値はこの2つ程度にしています。
後はGoogleAnalytics以外の計測ツールとして、ヒートマップやユーザーの行動を確認できる解析ツールを導入し「サイトへ誘導できているのにCVまで至らない」ユーザーの行動を確認した上でコンテンツの見直しをしていく運用スタイルをとっています。
また、身近に人(家族がオススメです)にサイトを見てもらう「簡易的ユーザーチェック」も重要で、大掛かりなユーザーテストじゃなくても、サービス提供側/制作側か気づかない発見を得ることができます。
例えば今回の例では「どんなところで保管してもらえるか不安なんだけど・・」という、家族ならではの率直で貴重な意見をいただけ、より多くのCVを獲得する改善策として採用されることになりました。

 

remacre が提供するWebマーケティング

もう一つ、自分自身が一事業者であることがWebマーケティングを進めていく、またご提案していく上で重要な要素になるということも最近感じています。
経営者が感じる「恐怖」や「達成感」は、自分がその立場になってみてようやく理解できた気がします。事業者様のビジネスが社会に認知され、利用されるようになるまでサポートしていきたいと考えています。

結果的にこの「タイヤ保管サービス」サイトでは、コンスタントにお問い合わせやご予約を獲得出来るようになり、継続的な運用のお手伝いを現在も続けております。

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