IT導入補助金を使ってECサイトを作れる!?事例も紹介

ECサイトを作りたいけれど費用を工面するのが大変。

IT導入補助金ってなに?誰でも補助金をもらえるの?

そんなECサイトを作ってみたいけれど費用が心配、補助金について詳しく知りたいというあなたのためにWEB制作会社のremacreがIT導入補助金について実例を交えながら解説していきたいと思います。

IT導入補助金とは

IT導入補助金とは、企業がIT導入補助金ツールを導入するための経費の一部を補助するものです。

業務効率化や売上アップをサポートするためにできました。

IT導入補助金についてこれだけは知っておきたいこと【カンタンに解説】

これからIT導入補助金を使ってECサイトを構築しようと思っている人の為にIT導入補助金を入れるために知っておきたいことをサクッとカンタンにご紹介したいと思います。

IT導入補助金は誰がもらえるの?

IT導入補助金は申請すれば誰でももらえるというわけではありません。

補助金がもらえるのは

・中小企業もしくは、小規模事業者

であり

・申請時点で日本の法人であり、日本で事業を行っている

この2つをクリアした事業者が補助金をもらうことができます。

詳しく言えばもう少しいろいろなルールが決められていたり、中小企業の範囲も厳しく決められています。

もし、申請するよ!となったら細かく注意して見ておく必要があるでしょう。

IT導入補助金には審査がある

IT導入補助金には審査があります。そのため基準をクリアして申請できればもらえるものと言うわけではありません。

記事後半で解説しますが、審査項目は3つあり具体的な事業のことを確認されます。

ただ申請すればいいというわけではないので注意しておきたいところです。

IT導入補助金には分類がある

IT導入補助金には分類があります。

ECサイトに使えるのは低感染リスク型ビジネス枠に分類されます。

2021年に新設されたものでテレワーク環境の整備や、業務における非対面化推進を目的としてつくられました。

ECサイトを構築する場合はこの低感染リスク型ビジネス枠で申請をすることができます。

IT導入補助金でもらえる金額は最大450万円

ECサイトの構築で対象となる補助金の最大額は450万円です。

さきほど補助金には分類があると解説しましたが、低感染リスク型ビジネス枠の中にもさらに分類があります。

補助対象事業補助下限・上限補助率
C−1類型目標の表明によって加点される30万円~300万円未満2/3以上
Cー2型目標の表明が必須であり未達の場合は補助金の変換が必要300万円~450万円以下2/3以上

C−2型では450万円の補助を受けられますが、目標の表明が必須になります。

C−1型にするのか、C-2型にするのかも補助の金額やリスクなどを考えて申請をする必要があります。

IT導入補助金を使ってECサイトを作るメリット・デメリット

ECサイトを作りたいけれど経費が・・・というときは大きなメリットがあるIT導入補助金ですが、もちろんデメリットも存在します。

IT導入補助金を使ってECサイトを作るメリットとデメリットを解説します。

IT導入補助金を使ってECサイトを作るメリット

メリット1:費用を抑えてECサイトを作ることができる

2/3以内の費用を負担してもらえるので、費用を抑えてECサイトを作りたいとおもっているなら検討してみてください。

メリット2:原則返済は不要

C-2型で申請を行い、目標未達だった場合は返済の必要がありますがそれ以外の場合では返済不要の補助金です。C-1型であれば目標到達しなくても返済の必要はありません。

メリット3:事業拡大につながる

今まで地元でしか商品を発売していなかった、あまり多くの人に知られていない商品でもネットショップであれば全国のお客様に商品を知ってもらい届けることができます。

IT導入補助金を使うことで、なかなかきっかけが無かったECでサイトの構築に着手することができます。

メリットの多いIT導入導入補助金ですが、デメリットも存在します。

IT導入補助金を使ってECサイトを作るデメリット

デメリット1:審査がある

最初に述べたように申請すれば誰でももらえる補助金ではありません。申請基準も厳しいため審査に通らないということもありえるでしょう。

デメリット2:審査までの準備が必要

必要書類の作成や準備には時間がかかります。多くの時間を費やすためコストもかかります。その点はデメリットと言えるでしょう。

また、何も知らずに作成してしまうと減点対象となりせっかく時間をかけて申請したのにも関わらず審査に落ちてしまうということもあります。

デメリット3:補助金は後払い

補助金が給付されるのはECサイトを構築し、一旦資金を実費で賄ったあとになります。手元に資金がない場合デメリットとなります。

IT導入補助金を使ってECサイトを作る流れ

申請の流れ1:「gBbizID」を作り「SECURITY ACTION」の宣言をする

①gBbizIDのアカウントを作成する

アカウントの発行には時間がかかります。申請する前にこのアカウントIDが必要になるため事前に取得することをおすすめしています。

gBbizID公式サイトから取得することができます。

②SECURITY ACTION宣言

情報セキュリティ対策に取り組む宣言を行うSECURITY ACTION宣言。

中小企業・小規模事業者が自ら宣言する必要があります。

こちらについてはSECURITY ACTION公式サイトからチェックしておきましょう。

申請の流れ2:IT導入導入支援者を選ぶ

申請をするためにはIT導入支援事業者の支援が必要となっています。

自社だけで申請することはできないので、早めに支援者を選んでおきましょう。

申請の流れ3:申請の準備をする

IT導入支援者と一緒に事業計画や必要書類を揃えましょう。

ここはかなり時間のかかるポイントです。

スムーズに行うためには、支援者の策定を早めにやっておくこと、補助金支援の実績のある支援事業者を選定することです。

書類の準備は下記のとおり。

①申請ページに情報を入力する

②申請に必要な情報や書類を添付

③IT導入支援者が事業計画地等を入力する

④入力内容を確認して提出する

申請が終わってからもやることがあります。

申請の流れ4:ECサイトの発注、支払い

申請が完了し、交付決定となったらECサイトの発注を行いましょう。

交付の案内の前に契約をしてしまうと補助金を受けられません。

申請の流れ5:事業実施報告

ECサイト構築のあとは発注と支払いを行ったことの証明書類を提出する必要があります。

①事業報告書を作成し、

②IT支援事業者が内容の確認と情報入力を行います。

③支援事業者の入力後確認を行い、提出します。

申請の流れ5:補助金交付手続き

事業報告書を提出したら補助金額がきまります。

申請マイページから補助金額を確認しましょう。

確認後、補助金額が交付されます。

申請の流れ6:事業実施効果報告

交付が終了したら期間内に事業の状況を報告する必要があります。

入力完了後はIT導入支援事業者に提出をお願いします。

これで申請の流れは以上です。

補助金を使ったECサイト構築事例紹介

remacreはIT導入支援者として交付申請の補助や、ECサイトの制作までを行っています。

補助金を使ったECサイト構築事例

園芸用品店様のECサイトのIT導入支援・制作を担当しました。

これまでは他のショップ機能を利用していましたが、ブランド確立や事業のさらなる拡大のために自社ECサイトを作るお手伝いをさせていただきました。

IT導入補助金が受けられるのか知りたい、どのような制度かもっと詳しく知りたいという場合はぜひご相談ください。

相談のみでも承っております。

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WRITER

ディレクター/ライター

永瀬 瑠香

日進月歩が座右の銘です。

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