どうも!Re Marketing & Creativeの籐です。
今日は今月実施されたGoogleさんの医療系検索結果に関係するアップデートについて籐の考えをまとめてみました。
医療系検索結果が大きく変わる!?
2017年12月にWebコンテンツ制作者にとっては気になるGoogleさんのアップデートがありましたね。
「医療や健康に関連する検索結果の改善について」
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/12/for-more-reliable-health-search.html
という記事ですが、「医療・健康に関連する検索」に対して60%が影響を受けるというということのようです。
説明の中で
医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすくなります。
とあります。
つまり「誰が」その情報を提供しているのか?を重要視されているということなのかなと思います。
専門性や信頼性をどうやって決めるのか?
確かに医療系で信頼性に欠ける内容が表示されていたら問題ですからね。当たり前といえば当たり前のアップデートだと思えます。
Googleさん側としても自社が提供する検索サービスで、間違った情報を上位に表示するという点においてもそりゃ嫌ですよね。
ただ、一つ疑問なのが、「医療従事者」とか「専門家」ってどうやって判断するのだろう?
ということです。
病院のドメイン?製薬会社のドメイン?それとも自分でそう名乗っているかどうか?
すごく不思議です。
ただ、たしかに「頭痛 ○○」とか「鼻づまり ○○」といったような検索をすると、病院系のサイトや、製薬会社系のサイトが心なしか上位に表示されているような気がします。
タイトルに「○○製薬」が入っていたり、ページ内に「○○病院ドクター監修」といった記載があったりしている気がしますね。
なるほど。そういうことですね。判断基準や理屈はわかりました。
つまり、医療系に関するキーワードにおいて、個人のブロガーさんやまとめ系サイトが検索結果の上位にはいってくることはかなり難しいということですね。
信頼や専門家の基準が「医療系に属している企業と関係している記事またはサイトなのか?」という点になっている気がします。
恐らく相互のリンクは必要になってくるということなんでしょうかね。
専門家が発信する情報で上位が埋め尽くされるのに少々疑問が・・
ただ、このアップデートが本当に有効なのかどうかはよくわからないですね。医療関係の企業が提供する情報が正しいと言えるのでしょうかね?
民間療法やおばあちゃんの知恵、個人が気づいたことの中に、正解が入っているということはないのかな?なんてことも考えてしまいます。
そんなことを探すのがインターネットの面白さのような気がするのですが・・
今回のアップデートもさらに改修されるのだと思いますが、結局何かに偏った情報でまとめてしまうのはどのなんだろう?と思ってしまうので、できれば一般的な情報(信頼性があるとされる)と、個人が発信する埋もれてしまいそうな情報も一緒に表示してもらえると、新しい気付きやイノベーションが得られそうな気がします。
インターネット上でNEWS系の情報を探すときだって、複数の視点で情報を探し、同じようなことを多くの方が発信していることを確認してから判断していくことが多いかと思います。
何が正しくて、何が間違った情報なのかを判断するのは、やっぱりそれを見た人なのかなとも思ったりします。たとえ間違った判断を下してしまったとしても決定権は人間が持っていたほうが良いような気がします。