DNSって何?DNSレコードって?イチから理解しよう!

DNS?何となく分かる〜住所的な?!
DNSレコード?Aレコードとかそういうやつでしょ?!
私の理解度はこの程度でした。きっとちょっと間違ってる?!
これまで特に必要がなかったので、この程度で問題がありませんでした。
これからはこの程度では問題がありそうです。いや大アリです。
そこで、ドメイン、DNS、DNSレコード設定など今まで何となく聞いたことあるけどよく分からないというものをイチから理解してみようと思います。

ドメインとは?

DNSの「D」は「ドメイン(Domain)」の「D」!
まずは「ドメイン」から理解してみましょう。
よく言われているのは「ドメイン」とはインターネット上の「住所」なようなもの!ということです。
そしてホームページはよくその住所にある「家」のようなものと例えられます。

サーバー、パソコンやスマートフォンなどネットワーク上の機器を識別している
のは「IPアドレス」という数字です。インターネット上の「住所」のようなものです。
インターネット上におけるすべての通信は、相手先のIPアドレスが指定されることにより行われます。

「ドメイン」も「IPアドレス」も同じインターネット上の「住所」のようなもの。
コンピューターは「IPアドレス」という数字で住所を判断しています。
しかし、私たちからするとこんな数字はなかなか覚えられませんし、一体なんのサイトなのかも分かりません。

そこで「ドメイン」が必要です。
簡単にいうと、住所を人が覚えやすい名前(文字)にしたものが「ドメイン」です。

リマケのホームページを例にするとIPアドレス「59.106.27.217」という数字では、
一体なんのサイトなのかも分かりませんし、相当な記憶力がなければ覚えられません。
でも「remacre.jp」というドメインにすると、「jp」から日本のホームページなのかな。「remacre」という会社あるいはサービスのサイトなのかなという想像がつきます。

IPアドレスとドメインをつなぐDNS

「DNS(ドメインネームシステム/Domain Name System)」は、ドメイン名に対応するIPアドレスを教えてくれるシステムです。
例えば「remacre.jp」とブラウザのアドレスバーに入れると、DNSに問い合わせを行い、IPアドレス「59.106.27.217」を教えてくれます。

DNSのサービスを実際に担当しているのはDNSサーバーです。
DNSサーバーは2つの種類があります。
PCからの名前解決要求(このドメインのIPアドレスは何ですか?)をとりまとめる「キャッシュDNSサーバ」と、
名前解決要求に対して名前解決結果を返答する「権威DNSサーバ」があります。

キャッシュDNSサーバーとは

DNSキャッシュとは、DNSによるドメイン名に対応するIPアドレスの問い合わせ結果を一定期間保存しておき、短期間に繰り返し同じ問い合わせを同じサーバに送らないようにする仕組みです。
この作業を担当するサーバーがキャッシュDNSサーバーです。
DNSサーバーの仕組み全体のスピードアップ化と権威DNSサーバーの負担を軽減する役割を担っています。

権威DNSサーバーとは

内部にIPアドレスとサーバ名などを対応させるレコードを持ち、キャッシュDNSサーバから来る名前解決要求に対して、返答を返してくれます。
権威DNSサーバは、世界中に分散しており、階層的に名前解決情報を保持しています。

DNSサーバー設定

新しいWEBサイトのドメインを取得したり、既にあるWEBサイトのドメインに対するIPアドレスを変更したりするDNSサーバーの設定は、通常ドメイン業者やレンタルサーバーが提供するコントロールパネル等から行います。

ドメインを扱う業者は「レジストリ」と「レジストラ」に分けられます。
「レジストリ」はドメインの管理機関で、各ドメイン情報を持つデータベースを管理しています。ドメインの種類によってレジストリは異なります。
「レジストラ」はドメインの仲介登録業者で、レジストリデータベースに直接ドメイン情報を登録する事ができます。
弊社でもよく利用してるお名前.comは、国内最大級のレジストラです。

ドメイン名とIPアドレスの対応表を「ゾーンファイル」といい、
その1行1行を「DNSレコード」といいます。
DNSレコードにはいくつか種類があります。代表的なものを理解していきます。

Aレコード

「Aレコード」はドメイン名に対応するIPアドレス(IPv4形式)が書かれたレコードです。
アドレス(Address)の頭文字をとってAレコードだそうです。
一番基本的なレコードです。

(例)
remacre.jp. IN A 59.106.27.217
www.remacre.jp. IN A 59.106.27.217

意味:ドメインremacre.jpのIPアドレスは59.106.27.217です。

IPアドレスがIPv6形式の場合は「AAAAレコード」となります。

お名前.com のAレコードの入力は以下の図のような感じです。

「ホスト名」にはホスト名「www」などを入力します。空白も設定可能です。
「TTL」とはTime To Liveの略称です。レコード情報の有効時間を60-86400の間の秒数で入力します。お名前のデフォルト値は「3600」秒です。60分ですね。
「VALUE」にIPアドレスを入力します。

MXレコード

「MXレコード」は対象ドメイン宛のメールの配送先(メールサーバ)のホスト名を定義するレコードです。
メールエクスチェンジ(Mail Exchange)の略でMXレコードだそうです。
独自ドメインのメールを使用する際は必要なレコードです。
設定値には、予めAレコード設定を行ったホスト名が必要です。

(例)
remacre.jp. IN MX 10 mail.remacre.jp.

意味:◯◯@remacre.jpというメールアドレスはmail.remacre.jpが受信します。

NSレコード

「NSレコード」はゾーン情報を管理するネームサーバーのサーバー名を定義するレコードです。
ネームサーバー(Name Server)の略でNSレコードだそうです。
設定値には、予めAレコード設定を行ったホスト名が必要です。

(例)
remacre.jp. IN NS 01.dnsv.jp.

意味:ドメインremacre.jpはネームサーバー01.dnsv.jpに問い合わせてね。

TXTレコード

「TXTレコード」はホスト名に関連付けるテキスト情報(文字列)を定義するレコードです。
テキスト(TEXT)の略でTXTレコードだそうです。
送信ドメイン認証の認証情報(SPFレコード)などを記述します。

ちなみによく聞く「SPF」とは、Sender Policy Frameworkの略称で、メールの送信アドレス(正確には送信ドメイン)を偽っていないかをチェックするための仕組みで、DNSで差出人の正当性を確認します。

(例)SPFレコード
remacre.jp. IN TXT ” v=spf1 +ip4:59.106.27.217 ~all”

意味:IPアドレス59.106.27.217から送られたメールは正しいメールですよ。

CNAMEレコード

「CNAMEレコード」はホスト名に対する別名を定義するレコードです。
キャノニカルネーム(Canonical NAME)の略でCNAMEレコードだそうです。
ドメイン名を別のドメイン名に転送する時などに利用します。

(例)
remacre.jp. IN A 59.106.27.217
www.remacre.jp. IN CNAME remacre.jp.

意味:ドメインwww.remacre.jpはドメインremacre.jpと同じですよ。

Aレコードの例として記載したようにwww有り無しで同じIPアドレスにアクセスする場合は以下のように書くこともできます。

以上です。
これでだいぶDNS関連の理解が深まりました。
でもやっぱりDNSの設定よく分からない!という方はどうぞ弊社までご連絡ください!!