弊社では、運営している教室の受講料の支払いにPayPalも利用しています。
PayPalといえば、ショッピングサイトのお支払い方法として利用されることが多いですが、その場合の支払い方法としては「商品を購入し、都度決済手続きを行う、都度払い」となります。
教室の受講料は、生徒さんに毎月都度決済をしてもらうのでは大変です。
そこで教室運営に使えるPayPalの支払い方法の種類を調べてみました。
1.定期支払い(サブスクリプション)
教室の毎月の授業料払いには、「定期支払い」が支払方法としては一番ピッタリのようです。
「購読」や「サブスクリプション」、「リカーリングペイメント」などとも呼ばれたりします。
これは、「一定の期間で決まった額の決済を繰り返し行う」という支払い形式です。
まさに教室の月謝のように「毎月決まった日に決まった額を自動的に決済する」というようなケースに利用されます。
利用者は、毎月決済処理をする必要はありません。
また、この支払方法は事前にPayPalから承認を受ける必要はありません。
2.事前承認支払い(リファレンストランザクション)
定期支払いと似ていますが、金額が変動する場合の支払方法として、「事前承認支払い」という支払方法が存在します。「リファレンストランザクション」などとも呼ばれたりします。
これは、「一定の期間で変動する額の決済を繰り返し行う」という支払い形式です。
毎月支払う相手は変わらないが、金額は使用量によって毎月変動するような「携帯電話の料金」などがこの支払い形式に該当します。
こちらもまた利用者は、毎月決済処理をする必要はありません。
支払ってもらう側は、一度利用者に決済処理していただければ、その後は任意の額を任意のタイミングで決済できるようになります。しかし、もし悪意のある事業者だった場合、ちょっと怖い機能ですね。
そのため、「事前承認支払い(リファレンストランザクション)」を利用する事業者はPayPalの審査を受ける必要があります。審査を通った信用のある事業者しか利用ができないということですね。
教室の運用にて利用するとしたら、コースなどによって一定期間ごとに受講料が変動していく場合などは、こちらの「事前承認支払い」で決済していただいたほうがよいのかもしれませんね。
コース変更に伴い、利用者に再決済処理をしていただく必要がなくなります。
このようにPayPalで、教室運営に使えるPayPalの支払方法はこの「定期支払い」と「事前承認支払い」のようです。
利用シーンに応じて、適切な支払方法を選択していきたいと思います。